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衒学始終相談 2巻 「先生」の事で頭が一杯な「私」ちゃん

衒学始終相談

衒学始終相談 2巻 感想レビュー サムネイル
ナツメグチャンネル

「私」ちゃんは「先生」が
世界に対して視野の広がる時期の
女の子が大好きな
変態だと知っても離れられません。

漫画感想レビュー第6回は
衒学始終相談げんがくしじゅうそうだん』2巻です。

作者は三島芳治みしまよしはるさま。

ネタバレを含みます。

衒学始終相談のあらすじ

特に研究テーマも持たずモラトリアムな
学究意欲だけを持て余していた
る国立大学の1年生の「私」は
大学で研究をしている「先生」を手伝う事になる。

いつか「先生」の研究成果を
横取りして地位を奪おうと考えている「私」。

衒学始終相談 2巻 感想レビュー

N/A

一番悪魔に近い存在は「先生」

各国の核兵器開発が
問題になっていました。

人間は核兵器を忘れる事はできません。

核兵器が悪魔の発明と言われる所以ゆえんです。

核兵器は兵器である以前に
悪魔の顕現けんげんを目的に作られた
魔術的で宗教的な装置
という説もあります。

そこで今回は検証のために
身の回りの材料で
小型の核爆弾を
作ってみる事になりました。

用意するもの。

  • 水溶性修正液
  • 磁気テープ
  • ウラニウム235少量
  • ゲルインクボールペン
  • レチノール配合目薬
  • ハイスピードモーター

1つ不穏な物が入ってますが…。

そして料理番組のように
あらかじめ作成していた
小型の核爆弾を
取り出す「先生」。

核爆弾は透明のケースに入っていて
爆発しても安全です。

「先生」が起爆して悪魔が見えたら
「私」ちゃんがスケッチするという手はずです。

『衒学始終相談』 2巻表紙で
お姫様抱っこをしているのが「先生」で
されているのが
」ちゃん。

「先生」が起爆すると核爆弾が爆発して
ケースの中でなるとのような渦巻きが見えました。

渦巻きが悪魔です。

スケッチする「私」ちゃん。

この悪魔が心の復興に
不可欠な要素だと言う「先生」。

一瞬とは言え悪魔をその目で見てしまった
「私」ちゃん。

魂を汚染された可能性があります。

「先生」は「私」ちゃんのスケッチを
通して見たから大丈夫。

一番悪魔に近い存在は
「先生」のようです。

核分裂の発生を当分禁止されてしまった「先生」

学校で見知らぬ人に
呼び止められた「私」ちゃん。

IAEAの者と名乗る
女の人が
大学内で核実験をした事を嗅ぎつけて
怒りに来ました。

IAEAは国際原子力機関です。

謎の測定器で大学内で悪魔が数秒間
存在した反応があったようです。

「先生」はIAEAと
神様から託された権限により
この辺りでの核分裂の発生を
当分禁止されました。

女の人は自然現象を勝手に禁止出来ます。

「この辺」の範囲が
国全体だったので
その後
電気料金が2倍に値上がりしました。

「先生」だけじゃなく
IAEAの女の人もかなり人間離れしていますね。

「私」ちゃんの質問をはぐらかした「先生」

「先生」に質問をする「私」ちゃん。

1巻で「私」ちゃんに
「先生」の事を聞きに来た
黒い服の女の人と
IAEAから来た女の人の事です。

1巻で「先生」の事を聞きに来た女の人は
世界防衛機構せかいぼうえいきこうに所属しています。

「先生」の事を聞きに来た
黒い服の女の人と
IAEAから来た女の人は
同じ服装をしていました。

しかし
「私」ちゃんが知りたいのは
世界防衛機構やIAEAの
服の色の事ではありません。

世界防衛機構の黒い服の女の人は

先生は
世界に対して視野の広がる時期の
女の子を好んで利用する
そして価値が無くなると捨てるのです

と意味深な言葉を「私」ちゃんに言いました。

「私」ちゃんが気になるのは
「先生」が
過去に女の子を捨てているんじゃないか
という事です。

次に自分が捨てられる
という可能性を危惧しています。

「私」ちゃんの質問をはぐらかした「先生」。

「先生」を追い落として
このポストにおさまろうとか
言ってる場合じゃ
なさそうです。

ゴミかどうかを判定される「私」ちゃん

世間では宇宙空間に漂う宇宙ゴミが
課題になっていました。

宇宙ゴミを捕獲して食べる機械が
宇宙ゴミイーターです。

研究室に浮いている小さい立方体は
宇宙ゴミイーターの試作品で
部屋の空気中のチリを回収している
空気クリーナー。

「先生」が作りました。

宇宙機械は自律自動と
自給自足が必要条件なので
取り込んだチリを資源に
自分を補修したり増築したりできます。

これで技術面での
ゴミ問題も解決です。

計画のテーマはこの先にありました。

「ゴミとは何か」という定義の問題です。

ゴミかどうかは
判断する者の立場によって変わります。

研究室の宇宙ゴミイーターの試作機には
「先生」の価値観を転写してあります。

「私」ちゃんの周りを回る試作機。

「私」ちゃんをゴミ判定するかどうかは
「先生」の価値観で決まります。

ゴミではないと判定された「私」ちゃん。

実験が終わってNASAに連絡した「先生」。

「先生」の価値観を乗せた宇宙ゴミイーターが
ロケットで宇宙に打ち上げられました。

「私」ちゃんがゴミ判定されなくて良かったです。

「私」ちゃんに宇宙ゴミと判定された地球

宇宙ゴミイーターが打ち上げられて
ひと月ほどがちました。

宇宙ゴミによる事故件数は
急激に減少しています。

「私」ちゃんの見ていたモニターが映らなくなりました。

宇宙ゴミイーターが
通信衛星を食べてしまったからです。

内部に「先生」の価値観を
搭載していたせいで
通信衛星は
ゴミと判定されてしまったようです。

しかし
宇宙ゴミイーターに
「先生」の価値観を載せていた
というのは嘘でした。

載せていたのは
「私」ちゃんの心理モデルです。

これには「私」ちゃんも衝撃を受けます。

「私」ちゃんの心を
機械化してみたかったと言う「先生」。

宇宙ゴミイーターが
通信衛星を食べたのは
「私」ちゃんの
せいにされました。

しばらくすれば
無茶食いはやめるはずだと「先生」は言います。

宇宙ゴミイーターの
「私」ちゃんの価値観は
中学生程度まで内面が成長したから
視野が広がって内省を始めました。

だから見かけ上は停止していますが
内部では急速に
価値観の組み替えが
行われています。

今の「私」ちゃんと同じに。

数日宇宙ゴミイーターの
経過を見守ります。

そして宇宙ゴミイーターの
次の目標が決まりました。

次の宇宙ゴミは地球。

「私」ちゃんの価値観は
地球を宇宙のゴミだと判定。

地球は部屋のすみのホコリと同じ
宇宙空間のチリが吹き溜まっただけの物。

高校生の頃の「私」ちゃんなら
そんな視点は持っていなかったはずですが
「先生」と出会って
世界の捉え方が変わってしまったようです。

世界防衛機構の女の人が言っていたように
やはり「先生」は
世界に対して視野の広がる時期の
女の子が好みのようです。

「先生」対して「愚か」だと言った「私」ちゃんに
ニヤケが止まらない「先生」。

「先生」はとんでもない女好きの変態でした。

逃げて「私」ちゃん。

宇宙ゴミイーターが
地球を食べられるサイズに
成長するまでには
まだあと数百年はかかります。

それまでに解決策を見つけなければ
ならなくなった「私」ちゃん。

プラトン爆弾を開発したのは「先生」!?

大学敷地内で
爆弾らしき危険物が発見されました。

防護服で地下に降りる「先生」と「私」ちゃん。

地下にあった箱は
戦後に作られたひみつ兵器プラトン爆弾でした。

プラトン爆弾は形而上プラトン空間内
つまり人の心の中で爆発する爆弾です。

人の心に対して爆発的に作用し
その衝撃は
周囲の人の心の中を伝わって広がる
パルス爆弾のような物。

かつての冷戦時代
東西の軍拡競争の中で
陸海空あらゆる場所で核実験が行われ
ついに実験をする場所がなくなりました。

そこで核実験の場は
シミュレーション上
つまり
想像の中へ移されました。

現実には爆発させず
人の頭の中で爆発を起こすのです。

やがて実際に
心の中で爆発する爆弾が完成しました。

人の心の中を研究する一人の学者によって。

それがプラトン爆弾
彼女の自信作です。

開発のために
様々な想像力を持つ女の子が集められ
その想像力が
爆弾の形にデザインされました。

そして1950年代から60年代にかけた
無計画な実験が繰り返されます。

そのせいで
人の心は荒廃し大穴があき
おかしな物に
変わってしまいました。

「先生」と「私」ちゃんの会話に反応して
爆弾が起動してしまいます。

プラトン爆弾と
関係ない事を考えて
心を保護しなければならなくなった
「私」ちゃん。

しかし関係ないことを考えようとしても
出て来るのは「先生」の事ばかり。

プラトン爆弾は爆発しました。

「私」ちゃんは無事でした。

プラトン爆弾開発のために
集められた女の子達が
「私」ちゃんを仲間だと思って
避けて爆発してくれたようです。

「先生」の事で頭が一杯な「私」ちゃん

1950年代から60年代にかけた
プラトン爆弾の実験で
荒廃した人の心を
復興しようというのが「先生」の研究ですね。

プラトン爆弾を開発したのは
「先生」みたいに匂わせていますが
1950年代から60年代に実験をしていたという事は
「先生」のとしはいくつなんでしょうか?

もうおばあちゃんでは!?

「先生」の母か祖母が
プラトン爆弾を開発した可能性もありますが。

プラトン爆弾を開発したのが「先生」だったら
とんだマッチポンプです。

まだまだ謎が多い『衒学始終相談』 2巻。

出会った頃は「先生」を舐めていて
ゆくゆくは追い落として
「先生」のポストに
納まろうとしていた「私」ちゃん。

話が進むにつれて
「先生」がNASAに技術提供をしている
本物の研究者だと
分かって来ました。

もう逃げた方が良いですね。

しかし「私」ちゃんは「先生」が
世界に対して視野の広がる時期の
女の子が大好きな
変態だと知っても離れられません。

何故なら「私」ちゃんの頭の中は
「先生」の事で一杯だから。

衒学始終相談 2巻 試し読み

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